日本臨床カンナビノイド学会 第4回学術集会・総会(2018年9月9日)
地域:東京都
会場:東京グランドホテル
講師:飯塚 浩
演題:高濃度フルスペクトラム・ヘンプオイルの臨床効果
みなさんカンナビノイドとかCBDオイルとかきいたことがありますか?
カンナビノイドとは、大麻草に含まれる100種類以上の生理活性物質の総称です。
THCという成分だけは法律上規制されていますが、それを含まず、茎や種から採取したものなら合法的な大麻オイルになります。
非常に多彩な薬効があります。
特によくきくのが、不眠、疼痛、難治性てんかん、嘔気・嘔吐などです。不安やうつにも効きます。
なんで植物のアサの成分であるカンナビノイドがヒトにさまざまな薬効をもつのかというと、元々ヒトは内因性カンナビノイドをもっており、それによって食欲、睡眠、疼痛、免疫などをコントロールしています。その内因性カンナビノイドが加齢やストレスなどさまざまな原因で欠乏し、さまざまな不調が生じると考えられています。
実際、カンナビノイドを補うことで劇的に難治な症状が改善することはよくあります。
というわけで、とても面白い題材なのですが、今のところ日本でとてもマイナーです。何故広まらないかというと、まともな製品を選びにくく、とても高価で、臨床効果の周知がほとんどなされていなかったからだと思います。「大麻」という言葉に抵抗があるかもしれません。
そこでそれらの普及の妨げになっている問題を全て解決するための対策を考えました。
約40人の医師・歯科医師に賛同いただいて研究会を作り、まともに効き、安価で、安全な最高級グレードのオリジナル製品を作り、それを会員価格で配りました。そして症例報告を募りました。
そこで集まったたくさんの症例を今回話させていただきました。
研究会のホームページはこちらです。
https://cbd-info.jp
医師・歯科医師の方でご興味をもたれましたら、是非一度覗いてみてください。そして興味をもたれましたら会員登録してみてください。会費は無料です。